● 寝心地の良さを追求し、開発された国産クッション材エアループ。

細かいポリエチレン系変性樹脂が三次元的に絡み合い、とてもソフトな寝心地を提供します。優れた耐圧分散性能に、抜群の通気性など独自のテクノロジーがあなたの睡眠を変えます!

 

● 抜群の通気性と季節に応じた快適さ

軽くて通気性があり、内部に湿気がこもらないので金属スプリングのように内部で結露して錆びることもありません。コアに使われているポリエチレン系変性樹脂の性質と、空気の性質を使って夏は涼しく、冬は暖かく感じるよう設計されています。 また、カバーは汗を乾燥させる特殊加工でいつも爽やかファスナー付で脱着ができ、ご家庭の洗濯機で丸洗いができるので、いつでも清潔にお使いいただけます。

 

● 環境型社会に貢献

マットレスの原材料に純良な樹脂を使用し、回収して加熱溶解すれば再利用が可能です。もし、焼却されたとしてもダイオキシンなどの有害物質は発生しません。細 かく切り分けて、燃えないゴミとして処分することも可能です。

 

Air Loop の特長

Air Loop コアについて
細いポリエチレン系変性樹脂を三次元的に絡めあわせて溶着したクッション材です。その樹脂材料、絡み合わせ具合など、寝心地がよく長く使えるマットレス・コアとして必要十分な性能をもたせるための独自技術が込められています。
Air Loop Core は特許技術により製造されています。それは多数の孔があけられたノズルから溶融樹脂を一斉に押し出して絡め合わせな がら冷却固化させるという特殊な製造方法によっています。国産の工業製品ですから品質は安定しています。
樹脂線がカールし絡み合う特徴的性状と、循環型社会に適応するリサイクル可能な素材という意味を込めて Air Loop と名付けました。

 

Air Loop の特長について
Air Loop マットレスはハードタイプとソフトタイプの二種類の硬さのコアをご用意しました。ハードタイプは硬いマットレスを望まれる方に、柔らかいな感触を好まれる方にはソフトタイプをお薦めします。
コアの外周 4 辺は部分的に絡み密度をあげて硬くし、縁 のへタリを防ぎます。また就寝面は中央部分を少し硬めにして 3 ゾーンの硬さ分布をなしています。これらの硬さ分布はコアの成型過程で連続的に実現されており、他社製品に見られない本製品の大きな特長となっ ています。
寝心地はポケットコイル同等以上です。また、金属バネは荷重に比例する反発力を感じさせますが Air Loop Core はそれを分散しつつ体型に沿って柔軟に変形し体に負担をかけません。細い樹脂線が細かいピッチで3D の網目を形成してい るからこそ柔軟性に富むのです。もちろん体圧分散性能にも優れています。
Air Loop Core は軽くて通気性があります。内部に湿気はこもりませんし、金属スプリングのように結露して錆びることもありません。

● 温・湿度のコントロールについて


内外素材の物性と空気の性質を利用する設計によって、夏涼しく冬暖かいマッ卜レスを実現しています。断熱性が良いのに通気してマッ卜レスが皮膚に接する部分に熱がこもりません。実は、マットレス表面の厚さ数ミリの空気層をいかにうまく制御できるかがムレ防止、清涼感、断熱性を両立するポイン卜なのです。
ヒ卜が暑い・寒いと感じるとき、単に皮膚周辺の温度ばかりが要素とはなっていません。体温に相対する周囲温度だけではなく、夏季は不快指数、冬季は温度がファクターとなるのです。ですから、夏季はAir Loop Core よりもむしろカ バーリングの素材や構成が快適性を得るポイン卜となります。体表の汗や湿気をいかに素早く吸収して逃がすか、マットレス内外との通気をよくするかが 肝要です。また冬季は Air Loop の網状空間の空気層が保温性を発揮しますし、樹脂バネは金属パネよりも比熱が大きくて熱伝導率が小さいですから、熱を奪われにくいのです。
寝心地の良否や床ずれを論じるときに体圧分散性ばかりが注目され ますが、実は血流が芳しくない状態では体表からの熱の放散も大切 な要素なのです。Air Loopは樹脂コアばかりでなく外装布やウレタン素材など隅々にまでAirとの関わりにこだわって開発されました。

 

● 音・振動について


Core の構造上、Air Loop Core の圧縮・伸張によってループの端どうしが擦れる音が多少発生します。そこで、その日面に介在するポリウレタンフォームにもこだわりました。通常の一般ウォームよりも通気性がよく、低反発ウレタンに準じて粘りがあり音や振動を伝えにく いイノアック社製の高級ポリウレタンフォームを採用しています。 そうすることによって Air Loop Core の性能をマットレス外面にまでもたらすことができるのです。
従前より融着点数が数倍に増え、さら に細かい網状と なった AirLoop では三次元構造が緩衝材となって上下のみならず水平方向への振動をも速やかに減衰します。ポケッ卜コイルよりもずっと横揺れ しにくく隣へ振動を伝えにくいマッ卜レスで、減衰時間は当社ポケットコイルマットレス.より短時間になっています

 

● カバーについて


外装カバーは複数の仕様を用意しました。全てファスナーにより脱着可能となっており水洗いによる洗濯が可能ですが、当社では縮みや毛羽立ち防止のため、ドライクリーニングを推奨しています。外装カバーは単独でも販売しております。

 

● 耐久性について


Air Loop Core の圧縮残留査は、一般のポリウレタンフォームの1/10 ないし 1/4 くらいしかありません。 JIS に基づく 80,000 回反復圧縮試験に合格する耐久性を備えています。 Air Loop Coreはパネとしての性能はポケットコイル用金属パネアレイに非常に近いものですが、樹脂特有の伸びるような柔らかい感触も兼ね備えています。Core の4 辺は、ループの密度を上げて側壁を補し強、マットレスに腰掛けたときのエッジの凹みを抑制しています。合成樹脂ですから気温 によって若干硬さや反発力が変動しますが低反発ポリウレタンフォー ムのような極端な変動は無く、生活温度範囲で、は小さいものです。
また、Core の左右長辺をエッジの補強と保護をかねてウレタンフォームでガードしています。
Air Loop Core は一般的使用環境下でポケットコイルマットレス同等以上の期間使用できます。外装の布についてはご使用条件によります。

 

● 高温環境でのお取り扱い


Air Loop Core の樹脂の融点は約 90°C以上 軟化開始温度は 60°C です。また低温での脆化温度は-70°C 以下です。したがって 通常の生活温度範囲の運用では問題ありません。また、樹脂原材料の輸送時や倉庫保管時において温度によるトラブルを生じた報告はこれまでありません。しかし、マットレスとしての取り扱いにあたっては、以下の点にはご留意ください。
・マットレスが日中に屋外で長時間直射日光にさらされることがないようにしてください。
・ワンボックス力ーのような窓の付いた配送車両内に入れたままで、炎天下長時間駐車することは避けてください。
・輸送時、マットレス上に重い貨物を載せることは避けてください。
・何らかの理由で、水濡れした場合に、へアドライヤーなどで熱風を 長時間当てることは避け、また温風、ヒーターの吹き出し口前や火に近いところには置かないでください。
・電気毛布を背中に敷いて就寝することや、長時間布団乾燥機の熱風を当てるようなことは避けてください。
Air Loop Core の周囲にはウレタンフォームや外装力バーが取り巻いていますから、高温環境にさらされたとしても直ちにコア内部温度が上がって軟化変形するというものではありませんが、トラブルを未然に防ぐために上記事項に準じることは遵守してください。

 

● 静電気について

樹脂といえば気になるのが冬場の静電気です。
Air Loop Core には帯電防止処理を行っています。

 

● リサイクルについて


コアの樹脂は工業的汎用性が見込まれている純良なECO 素材ですので、循環型社会に適応できるものです。
ポリエチレン系の変性樹脂から作られていますから、回収して加熱溶解すれば再利用可能です。廃棄される場合、もし焼却されたとしてもダイオキシンなどの有害物質は発生しません。この素材を燃やすと蝋燭のような燃え方をします。現在の圏内廃棄物処理事情ではまだリサイクルシステムが十分稼動していませんが、カバー・コアともに分別して細かく切り分けるとかすれば、燃えないゴミとして排出することも可能です。
また、分別収集できる地域では再生プラスチックの原料として回収される場合もあります。